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ごあいさつ
はじめまして。産業医・労働衛生コンサルタントの板野智紗子と申します。
私はこれまで、医師として個人の身体を、
産業医・労働衛生コンサルタントとして、組織という“身体”を診てきました。
現場で感じるのは、不調の背景にある「滞り」の存在。
その多くは、個人の内にある世代を超えて抱える感情やそれによる認知のゆがみ、個人の裏にある生活背景、日々の働き方や人との関係性、仕組みの歪みなどによって生じるのかもしれません。
そしておそらくそれらは、これまでの長い歴史における、文化や政治、経済といったさまざまな仕組みの中で今を生きる私たちに溜め込まれた負の側面のように感じます。
本来、私たちが逃れらない構造や仕組みは、自分自身の生まれ持ったこの肉体のみであり、これを理解し、制御し、愛することが私たちのこの人生における生きがいにつながっていくと信じています。
組織においても、さまざまな仕組みや構造によって複雑に形作られていますが、その中では肉体を持った人間が働いています。人間が生きがいを見出す道のりのように、組織においても、その見えにくい仕組みや構造を多面的に診て理解することで、本来あるべき組織の形へとつながる有効な対話が生まれ、働きがいや企業の持続的な価値創造につながっていくと信じています。
「働く人に気がめぐると、組織に力が満ちてくる」
本来の私たちに宿る力を取り戻す道のりをともに歩みます。
Profile
職場の気を診る産業医
板野 智紗子
医師・労働衛生コンサルタント(保健衛生)
2014年岡山大学卒。
岡山大学病院放射線科、総合健診機関勤務などを経て、2024年労働衛生コンサルタント資格を取得、ワークインライフ労働衛生コンサルタント事務所開業。
2025年3月活動拠点を東京都港区に移転。
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